海外の生産者と直接やりとりできることが魅力です。
現在の仕事内容
主に輸入青果物の入荷・在庫管理・販売・出荷手配といった、入荷から配送手配までの一連の業務を担当しています。また輸入青果物を日本のマーケットに合わせた規格に商品化し、提案や販売する事もあります。
輸入青果物も日本の青果物のように旬があります。
例えば、私が担当しているアメリカンチェリーは5~8月が旬ですが、日本にはない果物をその旬に合わせて全国の取引先に販売を行っています。
ワタリに入社した理由を教えてください
農学部を卒業後、ワシントン州とカリフォルニア州で1年半、農業研修生として農学の勉強や種苗会社で働いていました。帰国後、海外と関わる農業関係の仕事がしたいと思い就職活動をしていたところワタリを見つけました。
農業との関わりを深く持ちたいと思っていたので、ワタリは海外の輸出商社だけではなく農家(生産者)と直接やり取りできることに魅力を感じてワタリに入社を決めました。
ワタリで働くことの魅力と面白さを教えてください
入社を決めた理由の一つである海外の生産者と直接やり取りを行い、生育状況やその青果物に対する思いを直に聞くことが出来るところが一番の魅力だと思います。また青果物は、大雨や高温などの影響で年により、出来・不出来に差があります。天候に左右されるからこそ苦労する事が多いですが、それが他の業界にはない自然と対峙する面白さだと思います。
また、青果物は新鮮さが重要であり、現地から全国の取引先にどのように鮮度を維持した状態で届けるか試行錯誤する事にやりがいを感じています。
仕事をするうえで大切にしていることを教えてください
青果物を全国の市場や量販店へ納品する事が主な仕事ですが、その際に大切にしていることは、その先の食卓に並ぶことを想像することです。最後まで美味しく食べていただける青果物をお客様に届けることができるよう常に意識しています。
また、既存のやり方にとらわれずに常に他のアプローチがないか考えることを大切にしています。
これから挑戦していきたいことについて教えてください
輸入青果物は値段が安く良いものはないと認識されがちですが、海外には日本の農家のようにこだわりをもった生産者が多いです。彼らの生産物へのこだわりや価値を伝えられる商品づくりをしていきたいと思っています。
例えば、輸入リンゴは品種によって食味が大きく違います。しかし、日本のマーケットでは品種には注目されていませんでした。私は品種ごとの個性を広めることで国産リンゴのように輸入リンゴも品種の選択肢を増やしていきたいです。
応募を考えている人に一言お願いします
ワタリの経営理念の中に【新鮮で美味しく最後まで食べきれる青果物】という言葉があります。ワタリでは担当者が販売する商品を必ず食べて食味や品質を確認しています。
支店内の冷蔵庫には常時、その時期に輸入している青果物が入っています。輸入リンゴの時期は毎日まるごとかじっています。(笑)
美味しい野菜や果物を食べたい方、海外に興味がある方はもちろんですが、今日自分が食べた野菜や果物がどこで育っているのか興味がある方は是非一度、話を聞きにいらしてください。
私の業務内容
量販店のバイヤーとのやり取り
特売の案内・産地状況・シーズンが始まる品目の提案をしています。
市場担当者とのやり取り
担当品目の販売や特売の提案などをしています。
担当品目の在庫・入荷の確認
量販店や市場の販売状況を確認しながら、入荷計画を作成をしています。