現在の仕事内容

輸入青果物の仕入・在庫管理・販売・出荷手配といった業務を担当しています。また、輸入青果物をお客様のニーズに合わせた規格に商品化し、提案や販売をしています。輸入青果物も国産の青果物のように旬の時期があります。私が担当しているアメリカンチェリーは5月~8月に旬を迎えます。ひとことにアメリカンチェリーといっても、いくつもの品種があり、それぞれが旬を迎える時期にあわせ、全国の取引先に販売をしています。

東京支店 営業部

2018年入社
S.I.

入社を決めた理由


大学の農学部を卒業後、アメリカ合衆国のワシントン州とカルフォルニア州で1年半にわたり、農業研修生として農学の勉強や種苗会社で働いていました。帰国後、海外と関わる農業関係の仕事がしたいと思い就職活動をしていたところ、求人を見て、応募しました。農業との関わりを深く持ちたいと思っていたので、輸出入だけではなく生産者の方々とも直接やり取りできることに魅力を感じて、入社を決めました。

働く魅力と面白さ


海外の生産者と直接関わり合いを持ち、生育状況や青果物に対する思いを直に聞くことが出来るところが、一番の魅力だと思います。また、青果物は大雨や高温などの天候の影響で、作物の出来・不出来に差があります。天候に左右されるからこそ苦労することが多いですが、このことが他の業界にはない自然と対峙する面白さだと思います。青果物は、鮮度が重要であり、海外から全国の取引先にどのように鮮度を維持した状態でお届けできるか試行錯誤することにやりがいを感じています。

挑戦したいこと


輸入青果物は値段が安く・品質が悪いと認識されがちですが、海外には日本の農家のようにこだわりをもった生産者がたくさんいます。私は、生産者のこだわりや価値を伝えられる商品づくりをしていきたいと思っています。担当する輸入リンゴは、品種によって食味が大きく違います。しかし、日本のマーケットでは品種は注目されていませんでした。私は、品種ごとの個性を広めることで国産リンゴのように輸入リンゴも品種の選択肢を増やしていきたいと思います。

応募を考えている方へ


経営理念に「新鮮で美味しく最後まで食べきれる青果物」という言葉があります。「新鮮で美味しく最後まで食べきれる青果物」を流通させるため、必ず担当者は販売する商品を食べて、食味や品質を確認しています。そのため、常に支店内の冷蔵庫にはその時期に輸入している青果物が入っており、輸入リンゴの時期は毎日まるごとかじって、食味や品質を確認しています(笑)。美味しい野菜や果物を食べたい方、海外に興味がある方はもちろんですが、今日自分が食べた野菜や果物がどこで育っているのか興味がある方は是非一度、話を聞きにいらしてください。