宮崎県 JA綾町
JA Ayacho

産地紹介
綾町は、宮崎県のほぼ中央部、宮崎市の西約20kmに位置する農業を基幹産業とする緑豊かな農山村の町です。
町の北西部には、1982年に九州中央山地国定公園に指定された国内最大規模の照葉樹の自然林が広がり、 照葉樹林の森からの湧水は「名水百選」にも選ばれています。 また、近年では2012年7月、ユネスコエコパークに登録されたことでも有名です。
綾町憲章には、「豊かな自然と伝統を生かし、みんなの英知と協力で未来にひらく町をめざすため、ここに綾町憲章を定めます。」と書かれた序文の後に、「自然生態系を生かして育てる町にしよう。」という理念があります。
綾町の有機農業は、経済的な効率を追求し、化学肥料と農薬を多用してきた近代農業がもたらす歪みを正し、健康な土作りを進め、自然の生態系にそった農業を指向するものです。
1988年、自然生態系農業の推進に関する条例を制定し、有機農業への地道な取り組みにより、2001年には有機JAS登録認定機関に認定されました。
名産品紹介
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金柑(きんかん)
宮崎県は年間2500トン以上も生産・出荷する、日本一の大産地です。
特に「たまたま」と名づけられた金柑は、糖度が高く、木の上で完熟させてから出荷する、プレミアムな金柑です。
甘露煮やシロップ漬けでお楽しみいただく方も多いと思いますが、鮮度の良い金柑はぜひ、皮ごと生で食べてみてください。
キレイな橙色の果実をほおばると、甘くてフルーティーな風味が口いっぱいに広がります。
11月から3月ごろまで販売されていますが、一番の旬は2月前後です。 -
日向夏(ひゅうがなつ)
日向夏は1890年(文政3年)に宮崎の民家で偶然発見された珍しい柑橘です。
りんごをむくように薄く皮をむき、白い内皮と果肉を一緒に食べると、甘さと酸味がマッチして絶妙な味わいが楽しめます。
食べ方は様々ですが、最初に外周の皮をクルクルとむき、薄皮だけの状態にしてから食べやすい大きさに切って頂くのが綾町流です。
ハウス栽培1~2月、露地栽培3月から4月上旬ごろが旬です。 -
きゅうり
農林水産省の統計にて、宮崎県は日本一の生産量を誇ります。
JA綾町では、古くから無農薬・減農薬栽培をおこなっており、今でも自然志向な栽培を継続しています。
鮮度保持のため、収穫から発送までの間、極力表皮に触れない特別なきゅうりも出荷しています。
産地データ
名称 | JA綾町 (綾町農業協同組合) |
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所在地 | 〒880-1303 宮崎県東諸県郡綾町大字南俣480-1 |
TEL | 0985-77-1212 |
Web | http://aya.ja-miyazaki.jp/ |