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青果物専門商社である株式会社ワタリは、
「お客様が美味しく最後まで食べ切れる商品を流通販売する」
を企業ポリシーとして、
青果物の流通に関する幅広い事業を展開しています。このベースになるのが
「逆算の発想」です。野菜や果物のみずみずしさや美味しさを
楽しんでいただきながら、
最後まで食べきっていただくために、
どんな産地のどんな商品を
選べばいいのかからスタート。
その後の流通、加工、売場づくりまでを逆算して
ビジネスを組み立てていくのが、
ワタリの仕事のスタイルです。 -
ワタリは、産地でできた青果物をただ仕入れてお取引先に販売しているのではありません。私たちは「生産地と消費地を結ぶコーディネーター」として、消費地のニーズを生産地にフィードバックして商品づくりを行っています。高品質な青果物は、価格は若干高めかもしれませんが、食味が良く、日持ちもして、最後まで美味しく食べきることができます。
私たちは、このようなWin-Winの関係で結ばれた産地を国内外に数多くもっています。これが、青果物の安定供給やお取引先からの信頼につながり、多くの消費者からの「美味しかった」の声にもつながっているのだと考えています。
産地リレー・開発 -
青果物は、いうまでもなく「いきもの」です。収穫してから食べられなくなるまでの寿命は、それぞれの品目によっておおよそ決まっています。そのため生産者の方々は収穫後、予冷などを施したりしているわけですが、ワタリのような中間業者が温度管理を怠ってしまうと鮮度劣化を招き、流通段階で青果物の寿命を縮めてしまうことになります。
青果物のなかでも、特に野菜は鮮度が命。これをしっかりと肝に銘じて、いついかなるときも気をゆるめることなく、それぞれの青果物に適応した温度と湿度を設定し、みずみずしさを維持したまま消費者のもとに届くように努力を続けています。
流通・ベンダー業務 -
青果物は日常の生活に不可欠な食材であまり景気に左右されない特性がありますが、それでも青果物に対する消費者のニーズ は変化しています。最近では健康志向の高まりの中で大手牛丼チェーンでも牛肉抜きの野菜丼が売り出されるなど、野菜の価値が 見直されているようです。しかし、その一方で少子高齢化の影響により「少量パック」が欲しいというニーズや、共働きで料理の 下ごしらえの手間を省くため、皮むきやスライスされた「カット商品」が欲しいという消費者ニーズも高まっています。
ワタリでは青果物のカット加工やパック加工も行っており、そのような消費者ニーズに対応した商品づくりをしてお取引先の スーパーマーケットなどへ提案しています。
加工 -
ワタリは、国内で流通するほぼすべての青果物を取り扱っています。国内の消費動向や、仕入れた青果物が消費者の食卓に届くまでの流れを逆算し、日本各地の産地、海外の生産者や輸出会社から青果物を仕入れて、国内の青果市場や大手量販店、中食・外食企業などに営業・販売しています。
ますます多様化する消費者のニーズを読み取り、さらには先読みし、お取引先のバイヤーなどに売れる商品の提案を行っていくのが私たちの仕事です。
営業・販売 -
ワタリは、お取引先のスーパーマーケットにおいて、青果売り場にある商材のほとんどを納入しているケースも多く、青果売り場を活性化するためのイベントなどを企画・実施することも重要な仕事になっています。
たとえば、生産地とのコラボレーションによって「○○産地フェア」を開催したり、あまりなじみのない野菜のレシピを考えて試食販売を行ったりするだけでなく、そこで用いられる販促ツールなども、自社デザイナーがすべて制作しています。こうした活発な販売促進活動は、産地と消費地を結ぶコーディネーターとして重要な仕事となっています。
販売促進