Our Business加工事業

青果物のパック加工まで行いそのまま店頭へ

青果物のプロとして量販店のバックヤード業務を受託

量販店の店頭で販売されている青果物は、小分けにしてパック包装されていたり、何本かで結束されていたりと、ほとんどの商品に何らかの手が加えられています。これを、各店舗のバックヤードで個別に行っていたのでは大変なコストがかかってしまいます。ワタリがこの業務を受託し、一括して加工作業を行うことで量販店の負担を軽減し、コストダウンを図ることができます。

北海道支店、江別農産センター、沖縄支店では、お取引先の量販店や宅配サービスのセンター内で、加工から店舗やセンターごとのピッキングまでを行っています。成田流通センターでは自社商材を検品してパック加工を行い、全国のお取引先に出荷しています。

徹底した衛生管理の下、青果物をカット加工

HACCPの考えに基づいた環境の中での加工作業

近年、カット野菜やカットフルーツの需要が拡大しています。その背景には少子高齢化や核家族化、共働き世帯の増加などの社会変化があります。例えば、大根や南瓜といった大型野菜をまるごと買っても、食べきれないという事情から、1/2カット、1/4カットという商品のニーズがあります。または、忙しいなか手間を省きたいという事情からすでに皮がむいてあったり、食べやすくカットされた商品のニーズも高まっています。

ワタリでは、HACCPの考えに基づいた衛生的な作業環境を整備して、カット加工を行っています。写真は成田流通センター内のカット室で南瓜のカット加工を行っている様子です。

南瓜スライスの加工例

  • 1.洗浄

    入荷した南瓜はまず検品を行います。それをクリアしたものがカット室に回され、水できれいに洗浄されます。

  • 2.カット

    南瓜を縦方向に薄くカットする加工を行います。専用の機械を使うことで効率的に作業を行うことができます。

  • 3.真空パック

    規定の量目ごとに真空パックを行います。

  • 4.ラベル貼付

    商品ごとにラベルを貼り、異物混入チェックへと進みます。

  • 5.異物混入チェック

    金属探知機によって、金属片などが混入していないかをチェックします。

  • 6.箱詰め

    商品ごとに箱詰めされ、出荷されます。

消費者ニーズに対応した多様な商品づくり

レンジでチンすればすぐに食べられる商品シリーズ

「野菜の下処理の手間を省きたい」というニーズもますます高まり、様々なカット野菜商品が店頭に並ぶようになりました。

このような流れのなかで、「肉を加えれば簡単にできる野菜炒めセット」「約20種のカット野菜を詰め合わせた鉄板焼きセット」「レンジでチンするだけで食べられるレンチンシリーズ」などの加工も行っています。

今後もワタリでは、このような消費者のニーズに対応した新しい加工商品の提案を積極的に行っていきたいと考えています。

  • レンジで温野菜が簡単にできる商品

  • 野菜のカットとパック加工を行う

  • 店舗で魚の切り身を入れて販売するという、ユニークな商品の開発も